魚が苦手な私が何度も足を運ぶ珍しいシーフードレストラン、フィッシュコ。1917年に立てられたレンガ造りの建物にあり、お店自体も1979年からオープン。
正式には「エンタープライズ フィッシュ カンパニー」というヘンな名前のシーフードレストラン。サンタモニカで一番!とっても美味しいお店です。
Enterprise Fish Company
174 Kinney Street, Santa Monica, CA (map)
310-392-8366
店内はとても広いです。
中央奥にキッチンがあって、料理している様子を見ることができます。毎日200パウンド(90.7kg)の炭を使うそうです。グリルの上にのっているのはロブスター。
どのお店に行っても頼むストロベリーマルガリータ。
パンはサワドです。ほんのり酸っぱくて美味しいです。
クラブケーキ。数年前にこのレストランに来たときに、クラブケーキを頼もうとしたら、ウエイターが「あんまり美味しくないよ?」と珍しいアドバイス(笑)。
その時は頼まなかったんですが、やっぱり一度食べたくて注文してみました。
蟹の身がゴロゴロ固まってるチャンキーなクラブケーキを期待するとがっかりするかも、という滑らかな感じのクラブケーキでした。
とくにまずくはないけど、次はいらないかな、という感じ。ちなみにクラブケーキのアドバイスをくれたウエイター君は今年もまだウエイターをしていました。
ボストン(白)クラムチャウダー。クラッカーに牡蠣が入っているわけじゃないんだけど、「オイスタークラッカー」を入れて食べます。
アサリのワイン蒸し。ガーリックが効いていて、日本のアサリの酒蒸しとは違った風味。アサリが柔らかくてぷりぷりで美味しいです。
チョッピーノ(Chioppino)。 海老・蟹・帆立・アサリ・ムール貝・サーモンを、スパイシーなフレッシュトマトソースでさっと火を通したもの。
贅沢な魚介の旨味が滲み出したトマトソースはため息が出る美味しさ。
大きなムール貝がちょっと苦手な私、このくらい小ぶりだと幸せ(´▽`)
蟹の身を掻き出す蟹フォークが欲しかったけど、ここはアメリカ。そんなものはないので普通のフォーク使用。
スパイシー ケイジャン ジャンバラヤ(spicy cajun jambaraya)。主人の注文。美味しかったそうだけど、このお料理のサイドについてくるハラペーニョ入りのコーンブレッドのほうが絶品!
コーンブレッドはコーンミールの甘いパンですが、ここにスパイシーなハラペーニョとしょっぱいチーズが入って甘味・塩辛さ・唐辛子の辛さのミスマッチが絶妙でした。
私のチョッピーノのサイドはポテトロマーノ。(Potato Romano)単なるマッシュポテトではなく、ロマーノチーズとパプリカなど色々なスパイスが入ってとても美味しいです。
これだけを持ち帰り用に別注文するくらい好きで、私がフィッシュコに行くのはこのポテトロマーノを食べるためだったりします(笑)
他のお客さんもこのポテトロマーノが好きな人が多いみたいで、この商品はお店ができた1979年から変わらず人気のロングセラーメニューなんだそうです。
帆立のリゾット。巨大な帆立のソテーがのった贅沢なリゾットです。
※ここに載せているお料理は一日で全部食べたわけではなく(笑)、何回か行った分をまとめてUPしています^^;)
フィッシュコでは決まった曜日だけロブスターをかなり安い価格で食べることができます。昔は月曜から木曜まででしたが、アメリカのエコノミーの影響か、月曜と火曜だけになりました。
2パウンド(900g)クラスのロブスターは縦半分にカットされて茹でたて。
ロブスターの真ん中にはサイドのポテトロマーノ。
シーフードのチョッピーノの時もそうですが、ロブスターを食べるときはエプロンをして殻などを捨てるバケツを使います。
ロブスターのハサミ。ハサミは左右で大きさが少し違います。こういうものなのかな?
上手にとるとスポッと身が抜けます。
巨大なロブスターの殻と格闘しながら、プリプリのロブスターをいただく至極のひととき
サンタモニカ=フィッシュコ=ロブスター=ポテトロマーノ、という私の頭の中の連想グルメワード軍。フィッシュコには3回食べに行ったんですが、その3日間で日本で食べる1年分以上の魚介類を食べきった感じ→私(^-^;)
フィッシュコは、ウエイトレスが可愛いことで有名でもあります。写真に撮りはしなかったけど、綺麗なウエートレスがほんとに多いです。
上の写真はカッコイイバーテンダーに群がるクーガーたち。(cougar=若い男性を狙っている年上の熟女、という意味の俗語)
ということで、ディナーを食べても美味しいし、バーで飲みながら人間観察も面白いし、サンタモニカで美味しいものが食べたかったらここ!という一番のレストラン、フィッシュコでした。
manpuku-princess
2010/12/6 at 15:43目にも頭にも馴染んだ概観のこちらのお店ですが、
いまだかつて一度も足を踏み入れたことはありません。
どこにあるかすぐに答えられるくらいよく知っているんですけどね(笑)
シーフードのお店で「当たったこと」がないため、どうしても足をそむけてしまいがち。
誰かのオススメでないとシーフードレストランは行けないですねぇ(かつて失敗ばかりなり)
昨日も姉とロスに一ヶ月くらい行きたいねぇ、
宝くじが当たったら(笑)と話してました。
nyu
2010/12/6 at 20:26creamatさん、こんばんは~(´∀`*)ノ
シーフードレストラン、魅力的ですね~。
うちのご主人様は好んで魚介類を食べないので、
外食する場合、こういったシーフードレストランとは無縁なのですよ~。
たくさんのおいしそうなお料理、すごいオーダーの数だなぁと思いながら拝見してたら、
注釈がありましたね(笑)
ロブスターのハサミ部分のプリプリした実、かぶりつきた~い!
アメリカでの生活もそろそろ終盤ですよね?悔いの無いよう満喫なさってくださいな~。
タヌ子
2010/12/7 at 07:35お魚が苦手なcreamatさんを唸らしてしまうレストラン、凄いですね。
でも、観察してみたら、貝と甲殻類だけで、お魚は頼んでないんですね(笑)
炭火焼のロブスターさぞ美味しいんでしょうね。
私は茹でた蟹が苦手なんですが、焼き蟹は大好きという我儘な人間なので、蟹の炭火焼きがあれば絶対頼みます。
ロマノチーズが入ったマッシュポテト、恐ろしく嵌りそうです。
でも、面倒なので、明日はインスタントのアリゴにしよう(笑)
ロブスターのハサミ、左右で差がありすぎですよね。
ロブスターにも右利き、左利きってあるのかしら?(笑)
Reiko
2010/12/7 at 11:05こんにちは。
このお店は覚えておかないといけないですね。
シーフードが美味しい店ってアメリカでは貴重です。
って、いつカリフォルニアに行けるか?なのですが(苦笑)。
ロブスター、とっても立派!
美味しそう~!
ロブスターって溶かしバターと出てきますよね。
それはそれで美味しいんですけどね。
“醤油ください”、と言いたくなるのは私だけでしょうか(苦笑)。
duckbill
2010/12/7 at 12:03これは美味しそうな店ですねぇ~!
魚介の旨みが溶け込んだトマトの色が、食欲をそそる~♪
ムール貝は貝長6~8cm位が一番美味しいと思います。
この皿のムール貝はまさにそのサイズですね。
ジャンバラヤも美味しそう!こういうのを見る度、時々長粒米も
食べたくなります。
ホタテ貝のリゾットもホタテが大きくて見るからに美味そうだし、
ロブスターのハサミの身なんかもう・・・はぁ!お腹すいた(笑)
creamat
2010/12/7 at 17:40> manpuku-princessさん
こんばんは~(´▽`)
manpuku-princessさんだったらこの海岸通りはきっと通っていらっしゃいますよね。
フィッシュコのシーフードは美味しいので機会があったら是非いってみてください。ロスのダウンタウンに短期滞在したときも、わざわざ往復1時間かけてこのお店に1週間に2回も通うほどなので、美味しいはずです!メニューによるかもしれないですが、チョッピーノはオススメ!シーフードは火の通し加減が難しいですが、ここのお店は珍しく(笑)完璧なんですよ~!
あ、宝くじ、私も当たりたいです(笑)
> nyuさん
こんばんは!
そうだ、nyuさんところはお豆類とかも旦那さんあまり好きじゃなかったんですよね。なんか、聞けば聞くほどアメリカンな好みの肉食系なかんじなのかしら(笑)とおもっちゃう。
ぷりぷりロブスター、やばかったです。いまでも思い出すとこのお店のお料理が食べたくなるけど、おっしゃるとおりアメリカでの生活、もうちょっとで終わりです!
今週の土曜日のフライトで帰国です。今は既にサンタモニカを離れて主人の実家のあるポートランドに滞在中なんですが、南カリフォルニアと比べて寒くて寒くてガタガタしています(^-^;)
> タヌ子さん
こんばんは!
はい、お魚が苦手な私が何度も行くシーフードレストラン、相当珍しいです。相当美味しいということなんでしょうね。 でも確かにお魚は頼んでないですね。タヌ子さん茹でた蟹がダメなんですね。でも炭焼きって香ばしくて美味しいですよね。言われると私もロブスターは炭焼きのほうが嬉しかったかも。
アリゴ!チーズ入りのねっとりマッシュポテトでしたっけ。こちらでインスタント探してみたけど、ないんですよね~(><)でも、ポテトロマーノごときは作ってみたので、仕方ないからそれでよしとしています。
ロブスターのハサミの大きさの違い、私も謎です!!!
> Reikoさん
こんばんは~(´∀`)
はい、いつか南カリフォルニアにこられた時のために是非フィッシュコは覚えておいて下さい!(笑)
私も主人と話していたんですけど、そもそもアメリカでシーフードレストランを探すのが大変なのに、美味しいシーフードレストランって珍しいよねって。
ロブスター、私も実はバター使わず、塩で食べました! お醤油があったら確かに幸せだったわ~~!バターに漬けてしまったら、バターの香りが強くて美味しいロブスターの香りがうすくなってしまいそうですもん。美味しいものって、実はシンプルにさっぱり食べるのが一番美味しいですよね~。
> duckbillさん
こんばんは~(´∀`)
はい、このお店はびっくるするくらい美味しいです!食材の鮮度が良いのも味でわかるほどでしたから、オーナーはしっかりした味覚をもっている方なんだろうなと思いました。
魚介のトマトソース、やばかったです。ムール貝のサイズもおっしゃるとおりのサイズで、トマトソースを一口ふくむと目を閉じて「う~ん」、という感じになっちゃう(笑)美味しさでした。ニョッキなどを入れても美味しそうです。
長粒米ってお料理の仕方ではほんとうに美味しくなりますよね。以前イスラエルレストランでサフランライスを食べたことがあるんですが、日本のお米ではだせない風味と味で感動したのを思い出しました。食材って、やっぱり調理の仕方次第ですね。
akku
2010/12/9 at 10:18シーフードいいですね~
ロブスターのハサミに釘付けになりました♡♡♡
ひろ
2010/12/11 at 21:10creamatさん、こんばんわ~^^
ちょっとちょっと!creamat!!!
美味しいもの食べすぎです!!
どんだけ食べるんだよヨ~・・・
みたいな感じです(笑)
見てるだけでお腹いっぱいになりそうです(笑)
素敵なお話とお料理
ありがとうございます^^
ポチッ!応援
させていただきます!!
creamat
2010/12/13 at 15:45> akkuさん
こんにちは!
ロブスターのハサミ、大きかったです。
でもこのロブスターは2パウンドなので、そんなに大きいものではないんですけどね。
でも日本のイセエビのほうが美味しいなぁと思っちゃう超日本人な私です(笑)
> ひろさん
こんにちは~!
うはは!美味しそうでしょ~(´∀`)
このお店は本当に美味しいので、ロスにいく度に何度も足を運んでるレストランです^^
でも一度にブログにアップするとすごい食べものの量ですね(爆)体重気をつけないと!!!
いつも応援ありがとうございます~!
fleur de sel
2010/12/14 at 08:15今晩は。やっと余裕が出来たのでお礼を申し上げにやってきました、応援どうも有難うございました。
小さなムール貝お好きなのですね。当地のムール貝は小さいほうが上等です。小さくても貝一杯,むちむち。ほんのり甘い物。でもシーズンは海の暖かい夏の間だけです。これからは帆立貝の季節。お魚お嫌いでも好まれる海の幸沢山おありですね。
今後とも仲良くkお付き合いお願い致します。
creamat
2010/12/16 at 10:23> fleur de selさん
こんにちは!
お忙しい中お越しくださってありがとうございます(´▽`)
はい、小さなムール貝、大好きなんですよ~!フランスの地元で上るムール貝、美味しそうですね。
たしかにお魚、あまり好きじゃないんですけど、秋刀魚の塩焼きとか、そういうのと大根おろしとご飯とか(笑)、大好きなんですよ~。ただ、キッチンにつく魚の匂いがダメで家ではあまり料理しないんです。
fleur de selさんはとっても素敵なお魚料理をたくさん作っていらっしゃるので、いつも参考にさせていただいています!これからもどうぞよろしくお願いいたします^^