雪が積もったように、白いつぶつぶがベニスビーチ一面に広がっています
これ全部、貝です
週末にどしゃぶりの大雨が降ったサンタモニカ。年間で数日しか雨がらない乾燥地帯なので、街の排水システムはないに等しいロサンゼルス。
↑私たちのアパートの駐車場もこのとおり。排水のことなんてほとんど考えていないので、街中が水溜りだらけになります。(これでもビルの4階よ)
雨が降ると街の有害な汚れが一気に海に流れ危険なので、サーフィンはせず、引き潮の浜を散歩してみました。
この日のロータイドは普段よりかなり潮が引いていて、地面は小さな貝で一面がツブツブ。
近くで見るとこんなかんじ。
アサリかな?
カモメがつついてるのはハマグリ。これをくわえて10メートルくらい上まで飛んで下に落とす事を何度か繰り返し、貝を食べます。なかなか頭いいです。
こちらはピア(桟橋)の柱にびっしりのムール貝。食べられます。
橋にはロサンゼルスの衛生局から注意書きが。5月~10月いっぱいは水質が悪くなるのでムール貝食べちゃだめよって書いてあります。アサリやホタテは良く洗って黒い部分を取り除いて食べてねと。
日本みたいに「密漁!」とはなりません。アメリカの法律はゆるいな~。街の排水構造もゆるいけれど(><)
大きいムール貝は15cm以上あります。
ムール貝はこの髭のようなもので岩などにがっしりとしがみついています。
素手でも外せるものもあるけれど、大きく密集しているムール貝は素手では取れないくらいガッシリ付いています。
この気持ち悪いもの、カメノテというそうです。硬いミミズみたいな幹の先に爪のようなものが付いています。欧州では高級食材らしいです。
だいたい5cm位でびっしり!
日が当たるところには岩海苔?っぽい物も。
瀕死の蟹を発見。
けっこう大きいです。浜にいたので桟橋の貝のそばへ避難させてあげたけど、私につかまるくらいだから、どうかなぁ。
岩場にいた2cmくらいの巻貝。
ブラックライトに当てたら綺麗そうなイソギンチャク。10cmくらい。
とっても大きなヒトデ。
山や海など自然の食べものを自分で取って食べる事をしたことがないので、収穫して食べようという気持ちにはなれなかったんだけれど、ムール貝を採っている人もいたので、食べる人は食べているみたいです。
ハロウインの後は、ジャックオーランタンまで転がっているという、なんでもありなベニスビーチでした(´∀`)
海の生き物、食べもの(笑)、間近でいろいろ見ると、綺麗な海を保つことは大切だなぁと思います!
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