この茶色い梅干は、既に10年は経っている古~い梅干。(自家製/妻の母が漬けた物。18%+)
↑これは妻が2009年に漬け、土用干しが終わって2週間たった梅干の状態(20%+)。表面が乾いているのが分かりますか?
これを熟成させると、梅から「梅蜜」がにじみ出てしっとりとしてきます。
出来たばかりの梅干は、酸っぱくて塩辛い、でもフルーティ、と言った感じです。
10年以上も経った古い梅干のお味はどうなのかというと、いやはや、まろやかで美味しいのであります。
もちろんしょっぱさ、酸っぱさはありますが、新物のような刺すような刺激が全くありません。
干した梅からしっとりと梅蜜が滲み出して、10年かけて瓶にたっぷり溜まっています。その熟成期間のお味の価値は、計り知れないものだと思います。
母の漬けた梅は、地元で採れたキズ物を含む無選別の梅。私の梅はスーパーに並ぶ紀州のエリート南高梅。
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