手打ちの極上トルティーヤでメキシカンディナー★その他メキシカン3品

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Veniceで30年以上創業しているちゃんとしたメキシカンレストラン
トルティーヤは店内で伸ばし、目の前で炭火で焼いています
焼きたてトルティーヤの美味しさに思わず感動!

以前から気になっていたメキシカンレストランに行ってみました。

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お店はメキシコっぽく真っ白の壁に青い屋根。リンカンとローズの交差点、Whole foodsの目の前にあります。
Casablanca Restaurant
220 Lincoln Blvd., Venice, CA 90291

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メキシカンと言うとなんとなく安いディナーなイメージだけれど、このお店はちゃんとしたお店。

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まずはマンゴーとピーチのマルガリータでカンパイ。

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注文を終えるとすぐ運ばれてきたトルティーヤ、サルサ・ベェルデ(緑のソース)、バター。
チップスが運ばれてくるのは慣れているけれど、トルティーヤが運ばれてくるところが他店と違うところ。このお店は手作りトルティーヤでも有名なのでした。

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店内で太ったメキシコ人おばちゃんがトルティーヤを伸ばし、目の前で焼いています。

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「わーお!写真とってもいい?」って聞いたけど、カリフォルニアにいるメキシコ人はほとんど英語を話さないので「???」な顔。
写真を撮るジェスチャーと「OK?」と聞くとにっこりOK。郷に入っても郷に従わないメキシコ人、強し。

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写真のためにトルティーヤをひっくり返す瞬間で手を止めてくれました。ありがとう!

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サルサも美味しかったけど、バターを塗った焼きたてのトルティーヤ、、、おもわずため息が出る美味しさ!!柔らかくしっとりして、ほんのり香ばしく、噛み締めるほどに小麦粉のうまみが滲み出す味。こんな美味しいトルティーヤを食べたのは人生初めて!

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トルティーヤで感動していると、アントレとセットのサボテンのスープが。
サボテンのタコスをカボで食べたときはあまり美味しいと思わなかったけど、サボテンのスープは普通に美味しかったです。キャベツかブロッコリーの芯の酢漬けを塩抜きしてスープに使いました、みたいな食感と味。

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私が頼んだアントレはこのお店の看板?メニュー、イカ料理。
叩いて叩いて叩きまくったような、ものすご~~~~~く柔らかいイカのステーキに、サルサフレスカ(Salsa Fresca=トマト・タマネギ・ペッパーなどのフレッシュサルサ)、メキシカンライス、スチームドベジタブル。
一瞬、具沢山でイカのすり身が入っているチヂミでも食べているのかと思うほど柔らかいイカ。文句なくリピート決定なお料理。

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主人はカルネ・アサダ(Carne Asada)のブリトー。カルネアサダはグリルしたお肉という意味だけれど、アメリカでは基本的にお肉はビーフ。中にはびっくりするほどお肉が・・・。こちらもとっても美味しかったです!
ベニスエリアにお越しの方は是非是非是、このお店をお勧めします!
私たちは帰国前にもう一度リピートする予定。

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主人の仕事が始まる前にビーチでサーフィンしたり、残りの滞在を楽しんでいる私たち。

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日によってはメキシカンをお持ち帰りしてビーチで食べてから海に入ることも。上の写真はビーンブリトー。自宅にパンもご飯もないNO炭水化物生活が続いているので、ビーンブリトーにはご飯を少し入れてもらいました。
お店はベニスフィッシングピアそばのメキシカン、El Tarasco。
El Tarasco
109 Washington Boulevard, CA 90292

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この日は家で食べたEl Tarascoのカルネアサダ。ビーフ、ピコデガヨ、リフライドビーンズ、チーズ、メキシカンライス、グアァモレ(私は苦手なので入れないでもらいました)、サルサとチップス。

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こちらも近所にあるメキシカンのお持ち帰り、タコス3品。カニータス(Carnitas=裂けるくらい柔らかく調理したポークフィレ)、フィッシュ、シュリンプ。
アメリカのレストランシーンで驚くのは、「ソースは入れないで、ズッキーニ嫌いだからアスパラに変えて」など、個人の好みに細かく対応してくれること。
小さな頃、好き嫌いが激しかった私は昼休みになっても一人だけ教室に残され、食べきるまで給食続行。お昼休み、みんなの笑い声を聞きながら、泣きながら口に合わない給食を食べたこと、死ぬまで忘れませんよ、当時の先生!(笑)(←今から思うとパワーハラスメントだと思う)
そんなわけで自分好みのオーダーができるアメリカのレストランはマクドナルドでさえ私にとっては天国。(日本のマックは「マヨなし」はOKで「ピクルス多め」はNGだけど)
私はアボカドが苦手なので「アボカドなしね(No Guacamole)」っていつも頼むんだけど、上の写真のタコスにはアボカドたっぷり(笑) メキシカンでは多々あるシーン。
以上、テーブルクロスがあるお店だとそんなことはないけど、ファーストフードっぽくなればなるほど、お願いした注文の60%位は間違えて出てくるカリフォルニアのメキシカン。
それでもやっぱりやめられない美味しさのメキシカン4品でした!

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Hollywood Bowlで野外クラシックコンサート★命の危険と文化の違いを感じた瞬間

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Hollywood Bowlはハリウッドにある野外コンサート場
ブース席ではそれぞれが食事やワインを持ち込んで、ピクニックできます
Pasadenaの80代半ばの親戚のおばあちゃんとベートーベンを楽しんできました♪

Hollywood blowlはクラシックだけじゃなくて、ジャズやその他色々開催されている野外コンサート場です。

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自然の丘の上に立てられてコンサートホール。

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Pasadenaに住む主人の親戚のおばあちゃん(たぶん85歳くらい)の運転するジャガーでコンサート広場を目指します。
おばあちゃん、とても小柄な女性で、座席を一番前まで引いてハンドルの超近くに座り、ハンドルにしがみつくようにジャガーを運転するので有名。
でもあなどってはいけません、このおばあちゃん、フリーウェイを80マイル以上(時速130kmくらい)でかっ飛ばす現役のLAドライバー(=すごく飛ばして危ない運転をする)です。

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彼女の運転で心臓に鳥肌が立つような恐怖に耐え、ハリウッドボウルに到着。生きてて良かった。

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駐車場は整頓好きな人は発狂するレベルのカオスだけれど、なんとか駐車し会場へ。

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会場入り口は人でいっぱい。

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左手の丸いドームがステージ、右の壁の後ろの白っぽいところは屋外の座席。

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会場は一眼レフカメラの持ち込み禁止。(このカメラ、レンズ外れる?って聞かれて「うん」と答えたらアウト、事務所に預けないと会場に入れませんでした→私)

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私たちはブース席。持参したテーブルクロスをしいて自前のワインを開ければ気分はレストラン。

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おばあちゃんがGelson’sのデリで色々買いそろえてくれたお料理。
数年前にお医者さんだった旦那様を亡くされ、一人で優雅なコンドに住むおばあちゃん。
お料理なんか自分でしません。お部屋のお掃除も人を雇います。できれば運転も人を雇って欲しい所だけど誰もそれは言えません。お金持ちのする事はよくわかりません(笑)

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ワインは1998年のクラシックワイン。美味しかった!

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ということであたりも暗くなり、そろそろテーブルを片付けて音楽鑑賞の時間。

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おばあちゃんはお金持ち大学USCを出て今もピアノを教えていて、LAフィルを時々率いる某指揮者さんともお友達。この日はその人ではなかったけれど。

曲はベートーベンの交響曲九番、Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium~♪とっても有名。私はクラシック音楽好きだけど、全楽章を通して聞くのは久しぶり。
真夏のハリウッドで、気分は年末(笑)
おばあちゃんに「アメリカも年末に演奏する曲なの?」と聞くと、「アメリカでは年中どのシーズンでも演奏してるよ」とのこと。
なんでだろうと調べてみたら、日本では戦後の貧しい中、楽器演奏家も合唱団もお金を稼ぐ事ができるよう、たくさんの演奏家が一度にステージにあがれるこの第九を年末に演奏するようになったのが「年末の曲」イメージ定着の初めなんだそうです。
3人のアメリカ人と1人の日本人、年末気分を味わうのはもちろん日本人の私だけ。勝戦国と敗戦国。
こういう些細なところで軽くカルチャーショック。別に私が戦争すると決定したわけではないし歴史にもあまり興味はないけれど、国や民族という歴史は各人の選択権を超えた力を持っているなぁと感じました。特に外国の文化と接する時はデリケートですね。
でもまぁ、私はアメリカも日本も大好きです(´∀`) 
何はともあれ、かっ飛ばしおばあちゃんが運転するジャガーに乗って、生きて帰ってこれてよかったね、と合意したアメリカ人と日本人でした。
明けましておめでとうございます(笑)

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